皆さん、矢萩節です。
日経ビジネス11.9号に『価格崩壊の罪と罰』という特集が掲載されておりました。

そこには・・・・
「価格競争」「価格革命」。消費者にとっては心地よいかもしれない。
だが、その裏には凄惨な現状が横たわっている。
小売ばかりか、作り手のメーカーさえも儲からない負の連鎖。
つるべ落としの価格下落は、じわじわとメーカーの体力を奪う。
・・・・・
利益を生まない、文字通り無益な機能競争と決別する時がやってきた。
とあり次ページには『全員負ける消耗戦』と大きく書かれており、
原価や経費などコストは上がっても、流通業者からはむしろ値下げを求められる。
消耗戦の果てに広がる勝者なき荒野。小売もメーカーも利益を削られ、力を失っていく。
短期的なデフレ傾向の奥底で、「価格」を決定する構造が静かに解け始めている。
とあった。
見出しゆえかなりインパクトのある文言で埋め尽くされてはいるが、
本当に実感せざるを得ない。
こんな時を「チャンス!」と大声で言えるくらいの企業になりたい。