本日は日経ビジネスの仕事に生かすならこの1冊よりお話します。
紹介されている本は「SMALL GIANTS 事業拡大以上の価値を見出した14の企業」というもので、デンソー相談役の岡部弘氏が評者となってコメントしているものです。
小規模でありながら業界内で称賛され、模倣される企業。独立機関からも高い評価を受けた企業。
こうした14の米国企業を選び出し本来の経営のあり方を問いただそうというのが本書の目的だそうです。では企業の「志」とは何か。
その仕事で優れた存在となること。
働きやすい環境を創ること。
顧客が満足する商品やサービスを提供し、取引先と優れた関係を築くこと。
地域に貢献すること。
小規模ながら自らの手で進むべき道を選択し、利益は重要であるが、副産物に過ぎないと考えること
こうした「志」を着実に実現できる企業こそが規模の大きさとは無関係に偉大な企業であると説く。
実はこうした企業(長寿企業)は日本には数多く存在し、時代の大きな変化を数多く経験しながらも、現在に至るまで優れた経営を維持できている。
そこには立派な「志」があり、そのうえで永続するための要件をしっかり身につけている。それが本来の日本的経営のあり方であったと言っている。
「企業は誰のためにあるのか」ではなく、
「企業はそもそも何のためにあるのか」ということを改めて問いただす。
そんな時期に来ているのではないかと評者は言っていた。
*興味があれば是非皆さんも読んでみては如何でしょうか????
矢萩節は課題の無い大学の夏休みにでも読ませて頂きますわ~(^^;
余談ですが・・・
日経ビジネス5,18号おもろいですよ!
*ソニーの11万9800円のテレビとダイナコネクティブ?4万9800円のテレビの比較を鋭くえぐってます。
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