2008年3月5日水曜日

「発見力」養成講座

皆さん、本日は「発見力」養成講座という本から学んだことを少々述べさせて下さい。
この本は【1秒で財務諸表を読む方法】の著者でもある小宮一慶さんの本の題名なのですが、
非常に読みやすく、大変役に立つ本でした。
例えばセブンーイレブンのロゴである7-ELEVEnの最後の文字が小文字のnであること。
ローソンの看板がどんなデザインだったのか
普段何万回見ても、見えない人には見えない。
どんな事柄でもまず、関心を持てば、全体像なり、何かが見えてきます。
少なくとも見ようとします。
次に、重要なのは、「何を見るか」が分かっていることです。
「判断基準が」が分かれば、言い方を変えれば、こうではないかという「仮説」を立てれば、
ものがよりはっきりと見えるようになります。
したがって、結論は、
関心を持てば、ものは見えます。
仮説を立てれば、ものは完全に見えます。
とあった。
その二つのことをいつも心がけていれば・・・・
良い会社の見分け方とか、
会社の社長の見分け方とか、
その会社の財務内容とか、
なんでも見えちゃうということなのです。
これは総てに当てはまることなのです。
こんなことも書いてありました。
一般社員より社長のほうが、会社の中での色々なことに気づくものだと。
それは、そもそも関心があるからだとも言えると。
関心があるから、オフィスの床に落ちている小さなゴミやコピー機のふたが開いているのに気づくし、
営業部長の見過ごした数字の関連性や経理部長の見落とした経理資料の誤りにも、すぐ気づくと。
でも、これは一体何故なんだろうかと?
関心の源について突き詰めていく
と、そこにあるものは、やはりひとつは「責任」だ
と書いてありました。
正確に言うと「責任感」だと。
責任を責任と感じるとそれに必要なものが見えます。真剣さも違ってくると
今の矢萩はさてどうだろうかと置き換えた場合・・・・なかなか自分では判断できません。
皆さん、どう思いますか??
率直に教えて下さい!

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

いつも貴重な情報をありがとうございます。
まさにその通りとうなずいてしまいました。
今後は自分の立場を踏まえながら何事にも真摯に対応したいと思います。

匿名 さんのコメント...

社長についてコメントしていなかったので追記します。

先の先まで見えていると言うか見つけられていると僕は感じています。
今後もご指導お願いします。

でも見たくないものを見るのはきついですね!複雑な人間関係など・・・。
詳細は後日に!

匿名 さんのコメント...

いしけんさん、コメントありがとう!
人間関係程、難しいものはありませんね~。
来週の訪問楽しみにしております。

イエ さんのコメント...

そうですね。考えさせられます。関心を持つと言うことは、私の仕事の場合はアンテナを張っておくという事と同義のような気がするのですが、人の能力は様々でNASAのパラボラアンテナ級の方もいれば、永遠に地上デジタル未対応でいくんだろうなという方もいる。どちらが凄いとか偉いとか言うのではなく、適材適所ということもあり、NASAのアンテナで床に落ちているゴミの探索は、費用対効果が悪いという気もします。(しかし、実際はそれに近いことをやっていることもあるわけで、それはそれで意義がある。)

私の仕事柄なのか、気づきというテーマからすると、例えばテレビで流れているゼロックスの「経営者とスポーツアスリート(バスケやスケート選手)」もののCM。
最後のナレーションで「私の場合、これが出来ても駄目なんだよ」というのを聞くたび、「おれも、これでいいのかなぁ」と述懐しており悩みは深くなります。

しかし先日、敏腕アートディレクター達の講演会を聞く機会があり、その中で「良いものは、もともとその企業や組織にあり、外からもってくるものではないのではないか」という意見があり、いいものを見つけることが私の仕事の責任のひとつであると再認識したのは確かです。

全く持って答えになっておりませんが、こういう風に考え続けることも責任感のひとつであることも確かであろうと恥ずかしながら茶を濁すのであります。