2008年3月28日金曜日

中央市場の未来は?

皆さん、本日は昨日に引き続き我々が働いている中央市場(青果部門)の現状に付いて少々お話を。
平成20年3月24日に農林水産省総合食糧局流通課より発表された現状報告です。
取扱実績(H18年)
数量(千トン)~9,229(前年92,17%)
金額(億円)~20,685(前年95,48%)
市場経由率(H16年)~65,8%(野菜76,8%・果実49,0%)
卸業者数~93社(H15年比93%)
仲卸業者数~1,846社(H15年比89,9%)
仲卸業者経営状況~1億円未満217社・1~5億円未満737社・5~10億円未満346社・10~30億円未満373社・30億円以上122社
仲卸業者の1業者当りの経営動向~売上高1,086百万円・粗利益率11,5%・経費率11,5%・営業利益▲0,0%
*農水よりコメント
仲卸業者の営業利益率は低い水準であり、4割以上が赤字経営となっている。このため、卸売市場が今後も生鮮食料品等の流通拠点として機能を発揮する為には、卸・仲卸業者の経営体質の強化を図ることが重要である。
*これを見た矢萩節のコメント
卸売市場を残したいが為のコメントであり、具体的に卸・仲卸の経営体質を強化するにはどうしたら良いかの方策を一切考えていない役人のコメントである。卸・仲卸側にも問題は山積しているが、開設者としてもあらゆる角度からの分析が必要と感じる。大規模小売店との商取引、商慣行を改善せねば買い手市場の現状においては益々卸・仲卸の経営体質は脆弱していくと考える。
皆さんも意見下さい!


2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

寒風会出撃準備ですね!
我が支部にも補給物資届きました。
ありがとうございます。

匿名 さんのコメント...

支部長様
参考になる部分がありましたら、活用して下さい。