皆さん、矢萩節です。
仲卸業界に関する暗くて、ちょっとかたい話は止めることにしました。
暗い話が蔓延するより、少しでも明るくなるようなお話やトピックスをこの場で
採用した方が、きっと皆様方のお役に立てるかもしれないからです。
それでは、本日は以前弊社で講師をして頂いた社労士事務所さんからのマガジンよりお話します。
題名は【会社の経費節減と社員のモチベーションとの関係】です。

インターネットによる上記に関する調査がおこなわれ、先日その結果が発表されたそうです。
その中でどんなコスト削減が行われているかが解ったのです。
それは・・・
・コピー費の削減
・残業禁止による残業代削減
・交通費の削減
・交際費の削減
・通信費の削減
・オフィス家賃の削減
でした。
また、『コスト削減によって業務が非効率になったと感じたことがありますか』との問に対しては、
『ある』と答えた人は52,1%、
『ない』と答えた人は47,9%だったそうです。
そして、『コスト削減によって働くモチベーションは下がると思いますか』という問に対しては、
『たいへん思う』が22,1%、
『思う』が39,1%、
『思わない』が31,1%、
『全く思わない』が7,6%という結果となり、
『大変思う』と『思う』を合わせると、
6割以上の人が『コスト削減によりモチベーションが下がる』と、
感じているということになりました。
それでは一体会社はこの厳しい時代にどうすればいいのでしょうか?
それは・・・
『重要なのは、お金の使い方』だと、講師は言っております。
業績が悪い時に『コスト削減・経費節減』を考えるのは会社としては当然であるが、
業務を担っている社員のモチベーションが下がり、働く環境が悪くなってしまっては何もならない。
コストのかけ方や経費の使い方だけが社員のモチベーションに繋がるものではないが、
今の厳しい時代、『切り詰めるべきもの』と『お金をかけるべきもの』をきちんと見極め、
社員のやる気をアップさせるような『お金の使い方』が求められると。
この考えには矢萩節も大賛成で、
先週の営業会でも『無駄なものは1円でも省く、必要なものは1億円でもかける』と、
少々大げさではありますが話をしたばかりです。
有効な資源『人・もの・金』を上手に使ってこそ、
この厳しい環境を打破できるのだと、改めて思った次第です。
皆様方も、創意工夫をして有効なお金、時間を使いましょう!
『お金も、時間も有限ですからね!!』