更に「お客様や部下のために大喜びで自分の総てを投げ出せる人が社長になるのだ」とも言っております。そこにあるのは、私利・私欲でなく、他人に尽くす「利他の心」だと。逆を言うならば、それがなければ経営者は務まらないとまで断言しております。
戦後の日本を救ってくれた白洲次郎氏の生涯は正にノーブレス・オブリージュを地でいった人物なのである。どんなに生まれ育ちがよい人間でも、日本人がnoblesse・obligeなどと言いながら、一種の使命感をもった素振りをされたら、何ともキザで歯が浮くような印象を与えるだろう。しかし、白洲次郎の生涯を眺めわたしたとき、彼が身を持って実行し、己を律し、さらには高い立場にいる人間を容赦なく叱り付ける際の言葉として浮かんでくるのはこの言葉だと書いてありました。白洲次郎氏についての生涯はこの言葉抜きではありえないと矢萩節は感じた次第です。
皆さん、できれば白洲さんの本を読んでみて下さい。
*この本を矢萩節にプレゼントしてくれたS社S常務に感謝申し上げます。又ちょうだいね!!
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