「のれんとしにせ」
老舗と書いて、どうして「しにせ」と読むのだろう。
暖かい簾と書いて、どうして「のれん」を守ると言うのだろう。
「のれん」を守る「しにせ」という意味は何なのだろうと辞書をひもとく。
寒い冬の寺で、客の為に隙間風が入らないように目張りを貼った。
このことが暖かい簾、暖簾であり、客を大切にすることにつながる。
先代の仕事を守って仕事を似せる。
「仕似せ」を大切にする店が老舗になるのである。
代々の仕事を受けついで、客を大切にすることが「老舗」であり「暖簾」だ。
とはいっても、この激しい時代の流れの中で、どれだけ先代の仕事を似せることが出来るかが問題だ。
ある「老舗」の老主人が言っていた。
「世の中の流れをみつめます。変るものと、変らないものを見定めまして、変るものの中で、変えてはいけないものを守るようにしてます。変えてもいいものは勇気を出して変えて行きませんと店が守れません。」
*碇の写真は某最高級スパーの芦屋店~お金持ちのお客さんたくさんいました。
*モダン焼きの写真は神戸での昼食を撮ったものですが、関西の味をいつまでも守って欲しいですね。
3 件のコメント:
矢萩節さん、こんにちは。
碇のオブジェの芦屋のスーパー、私も行った事があります。
たしか2年半ほど前だったか・・、スーパーといえばカップラーメンが特売の目玉品としてゴンドラエンドに山積みされることがしばしばありますが、ここには1品もありませんでした。
品揃えしても買う人がいないんですね!
高級だとかお金持ちだとか以前に、品揃えの基本中の基本を見た思いでした。
susawara様、コメントありがとうございます。
ワイン売り場、オリーブオイル売り場圧巻でした!さすが日本一・二位のお金持ちが住んでいる地域のスーパーでした。
碇ではなく怒りを憶えたくらいです・・・
*貧乏人はなんて寂しいのだろ~っと。
sugawara様、ごめんなさい。
susawara様と書いて返信しちゃいました^^;お許しを~。
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