MT-ITです。久々の代行です。今札幌から東京に向かう途中、千歳空港のラウンジでたまった仕事をこなしているところです。夕方には東京につきます。50年前では考えられないスピードです。私の父親が若かった頃北海道出張は電車を2日間乗り継いで青森に着き、青函連絡船にのって北の大地に上陸したそうです。今では日帰りも十分可能です。
このスピードはたしていいことでしょうか?私の出張の友「エキスパート」によるとこれから私が東京の事務所に到達するまで私が利用する交通機関が二酸化炭素を100.5kg排出するらしいです。すごい量です。仮に自動車で事務所に戻った場合の排出量は倍の207kgになります。この数字を見ると政府が行っているガソリンの暫定税率にもちょっと納得できます。それだけ何億台という車が日々トン単位で二酸化炭素を排出していることになります。
最近JR東海が推進している鉄道でのエコ出張はどうでしょうか?札幌〜函館〜青森〜八戸〜東京で算出するとわずか22.7kgです。いままでの数字を飛行機、電車、自動車が運ぶ人数で割ってください。自動車は1台せいぜい4名ですから一人あたり札幌東京間の排出量は約50kgになります。鉄道はどうでしょう?何百人と運ぶことが可能です。ということは札幌東京間の排出量は100g単位になります。
最近私は東北地方の出張は鉄道を利用します。嫌いなごみごみした東京の街に入らなくてすみますが、それ以上にゆったりと新聞、本を読み、仕事もできます。何故か自分の空間を確保したようなリッチな気分に浸れます。皆さんも一度考えてください、エコ出張を。
2 件のコメント:
何十年後かに北海道新幹線が東京~札幌間を繋いだ場合には4時間切るみたいです。
生きているか否かはわかりませんが、飛行機よりエコ出張が可能になりますね。待ち遠しいです。
たくさん本が読めますよ!
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