2008年1月8日火曜日

5人とは・・・

皆さん、先日読んだ雑誌の中に坂本光司(法政大学大学院MBA客員教授)さんという人の【経営語録】というコラムがあり、その中に【企業経営者とは5人に対する使命と責任を果たす事である】と書いてありました。
その5人とは
1人目は社員とその家族(経営者は彼らを幸せにする使命と責任がある)

2人目は下請け企業・外注先(日本経済の土台を支えている)

3人目は顧客(商品とサービスを通じて、顧客を幸せにすることは企業使命)

4人目は地域社会・住民(自社の存在を喜んでもらい、地域にはなくてはならない企業となる)

5人目は株主(企業の出資者であり応援団ともいえる)

であり、ここで取り上げた1人目から5人目は、重要度の高い順になっているそうです。
アメリカでは10年以上も前から株主が最優先されてきた。
これに対し日本では顧客第1主義を唱える企業が主流。
だが、これは間違いで、顧客に感動的価値を提供するのは自社の社員であると、ズバット切っております。またかつての市場は顕在化していたが、近年の価値ある市場・顧客は潜在化している。
それ故、その市場を創造するのは社員をおいてほかにいない。
その社員が会社に不平不満を持っていたら、市場を創造したり、顧客を感動させるサービスを提供したりできるわけがない。
だからこそ5人の中で最も優先すべきだと!
そして最後のとどめが・・・・
経営者がその使命と責任を果たす為には、会社を私物化したり、人事・給与面で親族を優先したりしてはいけないと!
そういえば昨年の偽装した企業は総てとは言わないが、最後の言葉にピッタリと当てはまっていたような・・・
矢萩にとって、このコラムは【弊社が推進しているESを更に推進し、高めよ!】と言う天の声のように聞こえたのでありました。
*写真は今年ヒットしそうな本です。(品格流行ではありますが)

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

本当に品格流行ですが、とうとう会社の品格という本も出てしまったのですね!
自分が将来経営者になった時に備えて、ちょっと読んでみます。
良い本がありましたら、ブログ上にて構いませんのでどしどしご案内下さい。