2008年1月13日日曜日

EARTH~地球~

皆さん、昨日は早朝のグループ役員会を終えた後、夕方から始まる幹部新年会までポッカリと時間が空いたので、S社・S常務に教えてもらった今年の話題作である【アース】を見てきました。
このお話は・・・・
約50億年前、地球に巨大な隕石が衝突し、23.5度も傾けてしまったこの衝突事故こそが、この星に生命が誕生する瞬間であったという、渡辺謙さんの素敵なナレーションから始まり、北極から、途中赤道直下のアフリカを経由し、南極までの地球の今現在の姿を映し出しているドキュメントであった。
パンフレットによると、製作に5年、撮影日数のべ2000日、撮影場所全世界200ヶ所以上だと。
その現在の地球の【環境破壊】や温暖化による【環境異変】
北極では1頭のホッキョクグマを、アフリカ大陸ではアフリカゾウの群れを、南極ではザトウクジラの親子を通し、生命のドラマとの平行描写で伝えております。
最新の撮影技術の素晴らしさに、渡辺謙さんの素敵な声がマッチし、非常に地球を憂える深刻な映画ではあるのだが、何故か爽やかな気持ちを持って見れるものでもあった。
(この爽やかな気持ちになった理由は後ほど解ることになるのだが・・・)

一番ショッキングであった最後のナレーションでは、

地球温暖化がこのまま進めば、ホッキョクグマは2030年、あと22年後には絶滅すると言うくだりである。
この2030年というのは、今私が住んでいる北海道では2030年問題といわれ、政治・経済に大きな転換期を迎える年なのだ。
それは、人口減数が今と比べて約100万人弱減り、約450万~460万の人口となり、
夕張に次ぐ破綻市町村の続出、出店(進出)ラッシュによる供給過剰とその出店(進出)の反動による中小企業の倒産の増大、第1次産業がメインの北海道が抱える弱点である深刻な担い手不足等など、大変な事が起きますよ!という年なのである。
このことはいきなりその年に起きるのではなく、もう既に進行しているものでもあるのだが、
中々その解決策は見いだされてはいない。
地球環境の変化といい、政治・経済の変化といい、暗い雰囲気が漂ってはいるが、
我々が扱っている青果物を通して、又我々が微力ながら応援しているスポーツを通して、
少しでも社会に貢献する事により、問題の解決策のお役に立ちたいと思う今日この頃です。

昨日の映画は90分間という短い時間でしたが、矢萩の目をゆっくりと閉じさせ、次第にこっくりと
考え?させてくれるものでした。

そして、最後のナレーションが私を呼びます。

父さ~ん、終わったよ~!っと。

もしかして・・・・

本当に1番ショッキングだったのは渡辺謙よりは、息子の呼びかけ!ではなかったのか??

2 件のコメント:

tamasabu さんのコメント...

アハハハ~
最後のオチが最高です!

北海道だけではないですね。
わが、サンネットグループが抱えるエリアも深刻です。
秋田のなまはげ事件(Myブログで紹介中)はいいとして、経済活動の疲弊は、自殺率、浮気率(!)などなど不名誉なランキングにあらわれているようです。

「THE東北・6県ロール(!?)」とでも題して、活気を取り戻す作戦を練らねば!

匿名 さんのコメント...

sugawara様
いつもコメントありがとうございます。
東北&北海道はいつも同じ環境にあり、不景気感が漂っておりますね。
是非我々、食の伝道師?!が解決できることから何かやってみましょう!
小さな積み重ねが大きな結果を生みます!