2009年4月4日土曜日

素晴らしき商人道

皆さん、矢萩節です。
ここ数日は札幌もやっと暖かくなり、そろそろ春らしくなってきそうです。
本日は久しぶりに日経ビジネス有訓無勲よりお話させて頂きます。
今回の話題は北海道大学の山岸俊男教授の提言で、正直に行動すれば儲かる「商人道」のモラルを伝えよというものです。
今日の日本社会は過渡期を迎え、「安心社会」から転換し、「信頼社会」の構築を求められているそうです。
安心社会とは相互監視と制裁のメカニズムが安心を保障し、いちいち相手を信頼しなくてもいいようにしてくれる社会で、
信頼社会とはリスクをとって他者との関係を積極的に結んでいこうとする人々の集まりだそうです。
そして教授は信頼社会において有効なモラルの体系は、「商人道」であると仰っております。
基本的には正直にすると儲かる、正しいことが同時に自分の利益になるという原理だそうです。
そして氏は子供や若い人に、他人を信頼し、本当に正直に行動することは、結局はあなたのためになるということをお話として伝えていかなければいけないと。
上記のお話に似たようなことですが、矢萩節も外でお話をさせて頂く場合に必ず言う言葉があります。
それは「儲けという字は信+者(=儲)と書くのです」、「貴方が信じる者(人)、貴方を信じてくれる者(人)が多ければ多いほど儲かるということですからね」っといつも言っているのです。
近年の日本の裏切り社会では人を心底信頼することは難しいことかもしれませんが、まずは自分が人から信頼される行動、言動を取ることが大切ですね。
皆さんも是非心がけて下さい。
きっと・きっとたくさんの幸福が舞い込むこと間違いありません!!

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