2009年5月2日土曜日

農業って本当に儲かるの??

皆さん、矢萩節です。
札幌も桜の開花が進み、ほぼ満開状態です。
これでやっと春到来といえるでしょう!!



さて本日は日経ビジネス特集「企業発 儲かる農業」について少々お話を!
まずは儲かるという字ですが、信+者と書きます。矢萩節も各地で講演させて頂いた時に必ず言うフレーズがあります。それがこの儲かるという字の造りについてなのです。矢萩節流解釈では自分・会社・商品・サービスに関してそれらを信じて、信頼して、愛用して、必要としてくれる人(者)が多ければ多いほど儲かるということと理解しております。よってまずは人に満足⇒感動⇔感激⇒感謝を与えることが重要であり、その結果として有形無形の利益が自分にもたらされるのです。
最近では農業、環境、エコなどに関する話題が多く、それを武器にして直ぐに悪どいビジネスに結びつける輩も多く、つい最近も一流企業(日立関連企業)でさえその魔力に負け悪いことをしでかし、お詫びをしているくらいですから。矢萩節が思うに農業って本当に儲かるものなのでしょうか?そして儲けなくてはいけないものなのでしょうか?これは農業は儲けちゃいけないと言っている訳ではないのです。
国民の生命を守るために、一生懸命働いてくれている農業従事者の皆さんの生活基盤を保障するもの(制度)が我が国は非常に脆弱であるということなのです。そこを改善しなければ未来ある農業なんて絶対ありえません。現在の資本主義経済において農業も又一つの産業として考えた場合纏まった組織(力)は確かに大きいのかもしれませんが、政治家がそれを票田として悪用している以上、非常に小さく弱い個々の農家は何も変わらないのです。森哲グループが昨今取り組んでいる農家さん、農協さんとの個々のお取り組みは大地と食卓をつなぐという企業理念に基づき、少しでも日本の農業の底辺に貢献したいという表れであります。
やっていることは確かに微々たるものですが、大きな事業(ビジネス)として農業を捉えている企業とは一線を画した取組み手法でこれからもやっていこうと考えております。
いずれにしても日本の農業に幸あることを祈念しております!!

*今回、弊社のお取り組み先であるカゴメさん、ドールさんの取り組みが紹介されておりましたので、是非ご一読を!!

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