2009年5月8日金曜日

ドキッ

皆さん、矢萩節です。
世の中の社長さんへドキッっとするお話を差し上げます。
これはワイキューブ代表安田氏の人材力というコラムに載っていたお話で、
世の中の社長さんについて語っているものなのです。
「社長は自分の成功体験をなかなか手放さない。たとえば営業畑出身の社長の場合、社長の営業スタイル、社長の顧客対応を社員に教える。もちろん、うまく成功した方法を広めるのが悪いわけではないが、有効期間を考えるべきなのだ。流れの速いこの時代で、今年の成功体験が3年先も使えるなどということはない。しかし、社長が成功体験を引きずっている限り、次の手を打つことはできない。
更に、たいていの社長は結果重視である。
【ここからが問題だと矢萩節は気付きました】
①社会貢献や顧客志向を経営理念に掲げながら、
社員を評価する基準はなぜか売上や利益であることが多い。
社長が結果重視型であれば、
必然的に人事評価は結果でなされる。
どんな崇高な理念を掲げ、どんなに社内共有に励んだとしても、
社長の視点が結果にあれば、社員の動きも結果に向かう。
短期的な成果を求め続ける限り、
組織に変化は起きないだろう。
②人に変化を起こさせるためには、理想だけを語るのではなく、現実も変化させていくしかない。
社員にとっての現実、それは、評価制度そのものなのである
会社として変化させてはならないこととは普遍のもの、
つまりミッション(使命)やビジョン(将来構想)だ。

一方、変化させ続けるべきなのは、
時代とともに変わるマーケットで、自社が生み出すべきバリュー(価値)である。

企業としてのミッション、バリュー、その実現、実行のために社員が備えるべきスキル(技能)とスタンス(姿勢)。
これらの評価基準となる要素を、変化させてはならないことと、変化させ続けるべきことに分けるのだ。
その境目は、

社長の性格と人生哲学が大きく反映されることになるだろう。
それこそが、会社の未来を決定づける最大の要素となる。

結構的をついている話なので、思わずドキッとした矢萩節でした。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ピンポ〜〜ン!