2008年2月15日金曜日

週刊ポストの記事から

昨日名古屋出張の帰りにプラットフォームで週刊ポストの表紙の見出しが気になり購入した。「泰葉開運離婚告白&セクシー」ではなく、作家の曽野綾子さんの緊急発言「日本の母親は子供にエサを用意できない動物だ」。記事からコメントを抜粋すると『TVの取材に答える主婦たちが「中国産は怖い」「子供に冷凍食品を食べさせられない」と不安を口にしていましたが、その中に「これからは自分でギョーザを作ります」という気概あることをいう人がいなかった』、『自分の子供にエサを用意しない動物はいません。エサとは単なる食物ではなく、子供を育てるという親の責任を全うするための食べ物。ところが、今回の事件では「子供のために安心できる食べ物を自ら作る」という声がない。日本の母親は、動物として当たり前のことさえできなくなってしまった』、『食べ物を作る姿そのものが教育。それは「食育」などという理屈っぽいものではない』、『今回の中毒事件は日本の母親たち、そして日本人の自己責任の意識を問い直すいい教訓』・・・・・彼女は決してすべて手料理にするべきだと言っていません。また、手を抜くことも必要としています。ただ、どのように手を抜くかです。

何回かこの事件、食品安全に関するコメントをこのブログに書き込んできました。曽野さんのコメントはちょっと違った角度からのものですが、今の日本の母親を取り巻く世相を的確に表現しています。どうもこの事件これからの日中の政治プログラムのなかで処理されてしまいそうです。また、「のど元を過ぎれば」で世間も忘れてしまうのではないでしょうか?

でも、曽野さんの食育に関するコメント、その通りです。(MT-IT)

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

(MT-IT)さん
確かに今回の中国問題は国民には色々な勉強になったのでないでしょうか
フードマイレージ・食料自給率なんて言葉
こんな問題が無ければ意識も無かったと思います。
冷凍食品が悪くて手作りが良いとは決して思わないのですが・・・!
でも冷凍餃子始め冷食って結構美味しいですよね。